施工について

1. 下地処理
合板・プラスターボードの場合 : 目地処理はパテで平滑にしてシーラー処理等でアク止をして下さい。
モルタル下地の場合 : 防湿性のあるシーラー等でアク止をして下さい。
白色系の壁紙施工の場合 : 全パテ、カラーシーラー等の下地処理をお勧めします。
下地の鉛筆書き等は必ず除去して下さい。
ほとんどの場合全パテ、カラーシーラー処理で透過は防げます。
○ 合板・プラスターボードの場合 : 目地処理はパテで平滑にしてシーラー処理等でアク止をして下さい。
○ モルタル下地の場合 : 防湿性のあるシーラー等でアク止をして下さい。
○ 白色系の壁紙施工の場合 : 全パテ、カラーシーラー等の下地処理をお勧めします。
○ 下地の鉛筆書き等は必ず除去して下さい。
○ ほとんどの場合全パテ、カラーシーラー処理で透過は防げます。
2. 接着剤
和紙壁紙本体にはホルムアルデヒトは全く混入していませんので、使用する糊もノンホルマリンの接着剤をご使用願います。
普通の濃さのやや薄めにし、ビニールクロスと同程度の量を使用して下さい。
3. 施工手順
間口ごとに材料幅を決め割り振りをします。
割り振りに合わせて糊をつけスリッターで耳をカットします。( 耳を除く場合 )
大きくたたみクロスボックス又クロスバックに積み重ねは避け、1~2枚づつ入れます。( 折りじわがつかないようにご注意を願います )
オープンタイムは2~3分位程度とします。( 和紙の吸湿性機能を発揮するため、撥水は最小限度にしていますので、品質や室内環境に応じてオープンタイムを通常よりやや短めにとってください。加工を容易にするとともに膨れを防ぎます。)
撫で刷毛で上から斜め下へしわができないように伸ばしながら空気を抜いて貼り進めます。
施工時間はオープン時間をとってから15~20分を目安に貼ってください。また、30分を超えると貼りにくくなってしまいますのでご注意ください。
4. ジョイント部 ( 和紙の特徴である耳が両側についています )
4. ジョイント部
(和紙の特徴、耳が両側についています)
基本的に重ね貼りをお勧めします。( 重ねしろ約1cm )
重ね貼りには次の3通りがあります。 両側の紙の耳と耳をそのまま重ね貼り両側の耳をスリッターで切って重ね貼り片側の耳は切り片側の耳は残し、残した耳を上にして重ね貼り。
普通のクロスのように突き合せ貼りもできます。(くいさきテープ使用で開く事を防げます) 建物のコンセプト、お客様のご要望等で使い分け願います。
5. その他の留意点
刷毛はできるだけ柔らかいものを使用して下さい。
汚れ、糊等が表面に付着した時は湿らせた布で軽く叩き浮かせた後柔らかい布でふき取って下さい。
簡単な汚れ等は掃除機で除去して下さい。
リフォーム等で貼りかえるときは一度剥がすのではなく重ね貼り願います。
カッター、定規等の汚れ、油等はきれいに拭き取ってご使用下さい。
6. コーナー処理について
厚手のジベラでかけ張り。( 約2mm )
ビニールクロスのようにコーキング処理。